キラキラの片隅から

平社員のたわ言

“新しい地図”に新しさを感じない

あれだけの退所劇をしたのだから、注目されない訳がないだろう。今、メディアはジャニーズ時代では安売りしなかった情報が、自由度も高くなりWebでも使える情報になって喜んでいる。

 

しかしそこに“新しさ”を感じないのが正直なところ。

ジャニーズ時代では考えられない、というのが前提であるからだ。

 

ジャニーズがあえてやらないことは当然のように他がやっている。新しい地図が打ち出すことは、巷のアイドルやアーティストのファンにとってはすでに普通のことだ。スケールの大きなことも含めると、大体のことはLDHがすでにやっている。

 

 

新しい地図はそこに手を出した。

ジャニーズではできなかったことだから、新しい地図

 

 

逃げたかった割に、新しい地図の発足時からジャニーズのブランドにおんぶに抱っこである。むしろ、悪役のままでいてあげているジャニーズの器の広さに感銘を受けている。

 

普通のことに付加されている価値は「ジャニーズだったらできないことを、元ジャニーズがやっている」ということ。そして、取り巻く人の豪華さについてもそのひとつだろう。

 

そのほとんどがSMAP時代に培ってきたことである。それを大いに利用しているに過ぎない。

 

そして、チームはそこに目をつけた精鋭が集まっている様子が見て取れる。すでに確立されている手法の、その手に強い人が、その付加価値に集まっているのだろう。

 

 

このジャニーズで活躍してきたことの呪縛は強い。今は心から本音を言えているようには見えず、なんだかんだ古巣に気を遣っているようにすら見える。結局は操り人形ではないか。3人はこれでよかったのだろうか。勝手にそんな心配までしてしまう。

 

 

現時点で脱却する気があるのか、ゆくゆくはそのつもりなのか、見て取れない。そもそもこの現在の話題性も見込んでのあの退所劇だったはずだ。

 

そして、メディアの取り上げ方も、なんだかんだ双方に細心の注意をはらっているだろうし、他よりは面倒な状況であるはずだ。今の状況は面倒よりも話題性が優っているからこそ成り立っている。

 

 

今、新しい地図が打ち出している“新しいこと”が、新しくないことに変わるとき、それは彼らがジャニーズのブランドから脱却したときなのでは?

 

 

そのときにメディアが純粋に飛びつきたくなる“新しい地図”を示してくれるのかどうか…楽しみにしている自分もいる。